ネイルサロンの開業までにはどんな準備が必要?
【ネイルサロンを開業するにはどの程度の費用が必要になるのか】
もしも、ネイルサロン開業を考えているならば、どの程度の規模の店舗を借りるかによっても違いますが、莫大な費用がかかるでしょう。
自宅でネイルサロンを開業するのと店舗を借りて開業するのはかなりの差があります。
店舗の費用として仲介料・敷金・礼金が必要
一般的に事業用の物件の敷金は3カ月から6カ月分の家賃です。
例えば家賃が10万円の物件を考えてみましょう。
敷金は60万円・礼金は2カ月として20万円・仲介料は10万円になります。
ネイルサロンの店舗を借りる費用だけで90万円が必要になる計算になります。
敷金が6カ月になるのは飲食店に適用されることが多いです。
ネイルサロンの場合は比較的大きく物件が汚れることがありません。
3カ月分でも大丈夫のところもあります。
大家さんによっては礼金を値切ったりもできるでしょう。
ある程度のコストは抑えることが出来るでしょうが大金であるのは間違いありません。
店舗を借りる契約をすれば内装費も必要です
以前に美容サロンを経営していた物件の場合はそれなりのインテリアになっているかもしれません。
必ずしもそういった物件であるとは限りません。
全然異業種の物件であるとか、何年も空き物件になっている物件であれば内装費用に関しても必要いなります。
物件によっても違いますが、数十万円単位で必要になってきます。
ネイルサロンに見せるためのインテリア用品
キャビネット・棚類・小物類・テーブル・ソファー・照明などこだわればこだわるほど予算が必要になります。
この部分はそれほどこだわらないならば、そこまでの費用負担にはなりません。
しかし、殺風景でお洒落感がないネイルサロンにお客さまは足を運んでくれるでしょうか?
とっても悩ましい問題ですが、そうそうインテリア用品を入れ替えることもできません。
長期的なことも考えるとコストもありますが気に入ったものを使ったほうが後悔しないでしょう。
もっともメインになるコストが施術用具になります。
ブラシ・ジェル・UVランプなどネイルの施術に必要な道具は準備しておかなければなりません。
一通り揃えなければ施術もできません。
ネイリストの経験が長ければ、それなりの道具は揃っているでしょう。
大きな出費が新たに発生することは少ないでしょう。
従来は個人で使っていたポリッシュがあっても実際にネイルサロンを開業して使うとたくさんの色を揃える必要があります。
それなりの出費は覚悟しておきましょう。
それ以外に必要になりそうなコスト
ネイルサロンによっては顧客を退屈させないようにDVDプレイヤーやテレビを用意します。
ステレオを準備して音楽を流したりします。
こういったAV機器についてもコストを見ておきましょう。
CDやDVDの手持ちがなければメディアを購入する必要があります。
こういった予算は上乗せになります。
また同じようなソフトばかりではこれまた飽きられます。
有線などを考えるのも一つの方法でしょう。
いかがでしたでしょうか?
以上のように考えていきますと、ネイルサロンの店舗を借りて開業するには少なくとも200万円以上の軍資金は必要になるでしょう。
そして、ネイルサロンがすぐに忙しくなるとは限りません。
運営資金を持っておかなければすぐに破綻してしまいます。
【自宅でネイルサロンをする場合にどのように集客すればいいのでしょうか?】
自宅をネイルサロンにする場合は店舗ではありません。
通りがかりに気になって利用していただくことはできにくいです。
こういったことがありますから開業したときに集客する方法を考えなければなりません。
■自宅をネイルサロンにする場合の集客方法にはどんなものがあるの?
まずはネイルサロンのホームページの立ち上げです。
配布できるようなチラシを作ってポスティングをしたり駅前で配布したりする方法もあります。
クチコミ情報サイトへの情報提供もありです。
案外と口コミは見ています。
化粧品や健康グッズなどを購入する場合やインターネットショッピングする場合も主婦層は必ずといって他人の評価を気にします。
親しくなったお客さまが見つかったら、SNSサイトで発信してもらったりブログで取り上げてもらったりするように話をしてみましょう。
意外と効果的なものはポスティングです。
開業したネイルサロンのご近所にあるマンションを中心にポスティングしましょう。
主婦の人やオフィスレディさんが目に止めてくれる確率が高いです。
ホームページの立ち上げも有効です。
是非に実施したい集客方法です。
ですが主婦層の中にはインターネットが苦手でパソコンを触らない人もいます。
「最近はスマートフォンでネットを見るでしょう?」と思うかもしれません。
ですが主婦の人達の携帯電話を少し観察してみてください。
まだまだいわゆるガラパゴス携帯を使っている女性も多いです。
そうなればインターネット接続が日常的であるとは言えません。
スマートフォンユーザーでも日常的にはラインをしたりFacebookをしたりするかもしれません。
それは基本的にアプリで閲覧するのです。
ブラウザを立ち上げてインターネットに接続する人はそれほど多くはありません。
ですが、自宅でネイルサロンを開店する場合は発信力も大切です。
可能な限りホームページは立ち上げておきたいです。
どうしても無理ならばクーポンサイトを利用したり、店舗のブログやFacebookを立ち上げておいたりするのもいいでしょう。
検索されてヒットしてくれるようになれば有利です。
■チラシの場合はわかりやすくサロン情報を伝えることができます。
チラシは興味があれば保存もしてもらいやすいです。
ゴミ箱に捨てられるまではご覧頂けます。
ネイルサロンを使ってみようとした場合には見返ししていただけます。
住宅街で主婦層ターゲットにした自宅のネイルサロンを開店するならばチラシ作戦はとっても効果的です。
最近は安価で印刷できる会社もできています。
インターネットで利用できるので便利です。
一度調べてみましょう。
■チラシを作る時の注意事項
自宅でネイルサロンを開業するならば、スタートしてすぐに定価で施術をすると考えないほうがいいです。
最初は思いきった割引をしましょう。
あなたの施術をできるだけたくさんの人に受けて頂くことを最優先に考えるといいです。
将来的な展望を見極めましょう。
施術半額料金オープニングキャンペーンなど大々的に打ち出しましょう。
大勢の女性に自宅のネイルサロンに足を運んで頂くことです。
チラシは可愛いイラストを入れながら手書きをしたものが目に止めてもらいやすいです。
言葉遣いやアイキャッチのフレーズなども工夫をこらしましょう。
どういった文言が心に響くのかを同業他社のWebサイトなどを参考にするといいでしょう。
■ホームページが有効な点
インターネット上でサロンに予約をいれてもらうこともできます。
ご近所にネイルサロンがなければ検索してもらって見て頂ける確率が高くなります。
注目したいのはクーポンサイトです。
クーポンサイトを通じて最初の予約が入ることも多いです。
こういったシステムを利用することも考えてみましょう。
クーポンサイトならばホームページを作成することもありません。
サイトを作る手間も省けます。
Webサイト制作会社に依頼した場合は数十万円のコストがかかります。
予算を低く抑えたい場合もクーポンサイトは適しています。
スマートフォン対応のアプリも出ているので検討してみましょう。
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